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走るとアキレス腱が痛い!今すぐ確認すべき5つの原因

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突然ですが、走り出したときにかかとの少し上あたりがズキッと痛む…そんな経験、ありませんか?最初は「まあ少し休めば治るだろう」と思っていたのに、何日経っても改善しない。そういうお声を、当院にもよくいただきます。

今回は、アキレス腱周囲炎について、なぜ走ると痛みが出るのか、どう対処すればいいのかを、できるだけわかりやすくお伝えしたいと思います。

部活を頑張っている学生さんにも、週末のランニングを楽しんでいる大人の方にも、ぜひ最後まで読んでいただけると嬉しいです。

院長:佐藤

私自身も学生時代に柔道をやっていたので、足首まわりのケガの辛さはよくわかります。痛みを我慢して動き続けることで、取り返しのつかないことになるケースも何度も見てきました。だから早めに正しい知識を持ってほしいと思っています

目次

走るとアキレス腱が痛くなる、その正体とは

アキレス腱の痛みは、ランナーや部活生に非常に多く見られる症状です。ふくらはぎの筋肉とかかとの骨をつなぐアキレス腱は、走るたびに体重の数倍もの負荷を受け続けています。その蓄積がやがて炎症となり、痛みや腫れとして現れてくるわけです。

「走り始めは痛いけど、しばらくしたら楽になる」という感覚、覚えがありませんか?これはアキレス腱が温まることで一時的に血流が改善されているからで、痛みが消えたからといって治ったわけではまったくありません。むしろ、そのサインを見逃してしまうことが慢性化への第一歩になることが多いんです。

こんな症状が出ていたら要注意

当院にいらっしゃる患者さんの話をうかがうと、最初はごくわずかな違和感から始まっていることがほとんどです。次のような変化を感じていたら、早めに対処することをおすすめします。

  • 朝起きて最初の一歩がズキッと痛む
  • 走り始めや練習開始直後にかかとの上あたりが痛む
  • 階段を上るとき、下るときに足首の後ろ側が引っかかるような感じがある
  • アキレス腱の部分を押すと痛みがあり、なんとなく腫れぼったい感じがする
  • 練習後にしばらく足がだるく、翌朝も違和感が残る

これらのどれかに当てはまるようであれば、すでにアキレス腱や周囲の組織にストレスがかかっている状態です。

なぜアキレス腱に痛みが出るのか、原因を整理しましょう

アキレス腱の痛みは「使いすぎ」だけが原因ではありません。長年の臨床経験から見えてきたのは、痛みには複数の要因が絡み合っているということです。一人ひとり体の使い方も生活習慣も違いますから、原因もそれぞれ異なります。

オーバーユース(使いすぎ)による疲労の蓄積

最も多いのが、練習量や走行距離の急激な増加です。部活で毎日走り込みが増えた、マラソン大会に向けて急にペースを上げた、そういったタイミングで発症するケースが非常に多いです。アキレス腱は繰り返しの衝撃に対してある程度耐えられますが、修復が間に合わないほどの負荷がかかると、ついに悲鳴を上げ始めます。

ランニングフォームと身体バランスの問題

着地の仕方、足首の角度、重心の位置…これらが少しズレているだけで、アキレス腱への負担は大きく変わります。たとえば、かかとから強く地面を叩くような走り方は、腱への衝撃が大きくなりがちです。また、骨盤の歪みや股関節の硬さが足首の動きに影響することも少なくありません。

シューズの問題

クッション性が低下した古いシューズや、足の形に合っていないシューズを使い続けていることも原因のひとつです。シューズの寿命は一般的に500km〜800kmと言われていますが、見た目はきれいでも内部のクッション素材は劣化しています。意外と見落とされがちなポイントです。

ふくらはぎの柔軟性低下と筋力不足

ふくらはぎの筋肉(腓腹筋・ヒラメ筋)が硬くなっていたり、筋力が不足していると、アキレス腱に直接かかる負担が増えます。特にデスクワークが多い方や、準備運動が不十分なまま走り始める方に見られやすいパターンです。体が温まりにくい朝の練習でも同じことが言えます。

加齢による腱の変化

30代を過ぎると、腱の組織は少しずつ弾力性を失っていきます。同じ練習をしていても、20代のころとは回復力が違います。「昔は多少無理しても平気だったのに…」という感覚のズレが、気づかないうちに積み重なっていくわけです。

今すぐできる応急処置と自宅でのセルフケア

痛みが出たとき、まず何をすべきかを知っておくだけで、症状の悪化をかなり防ぐことができます。ただし、これはあくまでも応急処置です。根本的な改善のためには、原因をきちんと特定することが何より大切です。

急性期(痛みが強い時期)の対応

腫れや熱感が強い急性期には、患部を冷やすことが基本です。氷を薄いタオルで包み、15〜20分程度アキレス腱まわりに当ててください。これを1日に2〜3回繰り返すだけで、炎症を抑える助けになります。ただし、直接肌に氷を当てると凍傷になることがありますので注意してください。

この時期は無理に走ることは避けましょう。「大会まであとわずかだから…」という気持ちはよくわかりますが、ここで無理をしてしまうとアキレス腱断裂につながるリスクがあり、長期間の離脱を余儀なくされることがあります

慢性期(痛みが引いてきた時期)のストレッチ

痛みが落ち着いてきたら、ふくらはぎのストレッチを取り入れていきましょう。壁に手をつき、片足を後ろに引いてかかとをしっかり床につけ、ふくらはぎを伸ばす方法が基本です。反動をつけずに20〜30秒ゆっくりキープするのがポイントです。

「カーフレイズ」と呼ばれるかかとの上げ下げ運動も、アキレス腱を支える筋力を高めるのに効果的です。両足→片足と段階的に負荷を上げていくのが安全なやり方です。ただし、痛みがある状態での無理な負荷は禁物ですので、体の声をよく聞きながら行ってください。

「痛みがなくなった=治った」ではありません

ここは特に強調したいところです。湿布を貼って痛みが引いた、安静にしていたら楽になった、という経験をされた方は多いと思います。でも、それは痛みが消えただけで、アキレス腱にかかっていた負担の原因が解消されたわけではありません。

痛みが引いてすぐに以前と同じ練習量に戻すことが再発の最大の原因です。当院でも、「一度治ったんですが、また再発してしまって…」という方のご相談が後を絶ちません。根本の原因、つまりなぜその人にアキレス腱の痛みが出たのかを明らかにしない限り、同じことを繰り返してしまいます。

病院で「安静にしてください」と言われたあなたへ

整形外科を受診したら「安静にして様子を見ましょう」と言われた、という方は少なくありません。確かに急性期には安静は必要です。でも、安静にするだけで根本の原因が取り除かれるかというと、残念ながらそうではないことがほとんどです。

薬や湿布で炎症を抑えることも大切ですが、長期にわたって痛み止めに頼り続けると、体が薬に慣れていき、だんだん効きにくくなっていく側面もあります。また、サポーターや装具で固定することに頼りすぎると、周囲の筋力がかえって低下してしまうこともあります。

大切なのは、その人にとっての「根本原因」を正しく見つけ、そこにアプローチすることです。フォームの問題なのか、筋力の問題なのか、体の歪みの問題なのか。それは検査をしてみなければわかりません。

よくある疑問にお答えします

痛みがある状態で走り続けてもいいですか?

基本的にはおすすめできません。痛みは体からのSOSです。炎症が続いている状態で無理に負荷をかけると、腱の変性が進んでしまい、治癒に時間がかかるだけでなく、断裂のリスクも高まります。特に部活生の場合、「試合まで間に合わせたい」という気持ちがあると思いますが、ここで無理をするほど復帰が遠のく可能性があることを知っておいてほしいのです。

どのくらいで回復しますか?

症状の重さや原因によって大きく異なります。軽度であれば2〜4週間程度で改善することもありますが、慢性化している場合や原因に的確なアプローチができていない場合は、数ヶ月かかることもあります。早めに適切な対処を取ることが、最終的に最短で回復する道です。

アキレス腱炎とアキレス腱周囲炎は何が違うの?

アキレス腱炎はアキレス腱そのものに炎症が起きている状態で、押したときの痛みの場所が比較的固定されています。一方、アキレス腱周囲炎は腱を包む周囲の組織に炎症が起きていて、足首を動かすと痛みの位置が少し変わるような特徴があります。どちらも症状は似ていて、治療の考え方もほぼ共通していますので、まずは専門家に診てもらうことが大切です。

ストレッチやマッサージで治りますか?

ストレッチやマッサージは補助的なセルフケアとして有効な場合もありますが、それだけで根本から改善することは難しいケースが多いです。特に自己流で行うストレッチは、やり方を間違えると逆に負担をかけてしまうこともあります。正しいやり方を専門家に教えてもらいながら行うのが一番安心です。

再発させないために知っておきたいこと

アキレス腱の痛みは、一度改善しても再発しやすいという特徴があります。再発を防ぐためには、単に痛みを取るだけでなく、なぜ痛みが生じたのかという「根本の原因」に向き合うことが不可欠です。

たとえば、骨盤の歪みや姿勢の崩れがある場合、それを整えないままいくらアキレス腱のケアをしても、また同じ場所に過剰な負担がかかり続けます。体全体のバランスを整えることが、アキレス腱を守ることにもつながるわけです。

また、ランニングを続けたい方には、シューズの定期的な見直しと、走り方(フォーム)のチェックも欠かせません。かかとの着地衝撃を分散させるフォームを身につけることは、アキレス腱だけでなく膝や腰の負担軽減にも大きく貢献します。

日常生活でできる予防のポイント

運動前後の準備運動と整理体操を丁寧に行うこと、足首まわりの柔軟性を日頃から保つこと、この2点だけでもリスクをかなり下げることができます。特にふくらはぎのストレッチは毎日の習慣にしていただくのが理想的です。入浴後など体が温まっているタイミングで行うと、より効果的に筋肉を伸ばすことができます。

体重管理も大切な視点です。体重が1kg増えるだけで、歩行時にアキレス腱にかかる負荷は数倍単位で増えると言われています。健康的な体重を保つことは、足のトラブル予防にもつながります。

サトウ整体院が大切にしていること

私は開院以来、たくさんの方のアキレス腱の痛みに向き合ってきました。その経験からひとつ確信していることがあります。それは、「同じアキレス腱の痛みでも、原因は人それぞれ違う」ということです。

だからこそ当院では、姿勢分析・関節可動域検査・整形外科的検査という3つの独自検査を組み合わせて、あなたの体に何が起きているのかを丁寧に調べていきます。検査で原因を特定し、それに基づいた施術計画を立てることで、「なんとなく施術する」のではなく、根拠のある改善を目指しています。

施術は強い刺激を与えるものではなく、優しくタッチするような施術です。小さなお子さんから年配の方まで、安心して受けていただけます。国家資格を持つ院長が初回から最後まで一貫して担当しますので、毎回説明し直す必要もありません。

アキレス腱の痛みに悩んでいた方が、当院での施術を通じて「また走れるようになった」「朝の一歩目が怖くなくなった」と笑顔でお話ししてくださる瞬間が、私にとって何より嬉しいことです。諦める前に、一度ご相談ください。

一人で抱え込まないでください。痛みが続くなら、それはきっとあなたの体がもっと丁寧にケアしてほしいというサインです。どんな些細なことでも、いつでも気軽に相談していただける院でありたいと思っています。

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院長:佐藤

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