
院長:佐藤お気軽にご相談ください!


こんな経験はありませんか?午前中はそうでもないのに、昼を過ぎたあたりからじわじわと後頭部が重くなってくる。特にパソコンやスマホの画面を見続けているとき、首の付け根からズーンと重だるい感覚が広がってくる感じ。
「たぶん疲れているだけだろう」「寝たら治るはず」と思って、ずっとそのままにしていませんか?
実は、その後頭部の重さは、身体があなたに発しているサインかもしれません。私のところへ相談にいらっしゃる方の中にも、同じような症状でお困りの方がとても多いんです。今日はその原因と、なぜ放置してはいけないのかをしっかりお伝えしたいと思います。


後頭部の重さや頭の重だるさって、毎日ガマンしていると当たり前になってしまうんですよね。でもそれ、身体が「もう限界に近い」とサインを出しているかもしれません。30年以上、たくさんの方の身体を診てきた経験から、早めに向き合うことの大切さを感じています
多くの方が「夕方になると特につらくなる」とおっしゃいます。これには、身体の構造的な理由があります。朝から積み重ねた筋肉の緊張と疲労が、午後になって一気に表れてくるからです。
人間の頭の重さは、だいたい4〜6キログラムあると言われています。これはボーリングの球と同じくらいの重さです。
その重い頭を、首の筋肉がずっと支え続けているわけです。特に後頭部の付け根にある「後頭下筋群(こうとうかきんぐん)」という小さな筋肉群は、目の動きと連動して常に働き続けています。
画面を見るとき、人は無意識のうちに頭を少し前に傾けます。たった2〜3センチ顎が前に出るだけで、首にかかる負荷は2倍以上に跳ね上がるとされています。この状態が8時間、10時間と続いたらどうなるか、想像してみてください。
デスクワークやスマホ操作を長時間続けると、後頭部の筋肉は緊張したまま縮んだ状態が続きます。筋肉が硬くなると血液の流れが悪くなり、老廃物が蓄積されていきます。
この老廃物が神経を刺激することで、後頭部のズーンとした重さや鈍い痛みとして感じられるようになります。さらに、後頭部には頭皮や首全体への血液を送る血管も密集しているため、ここが詰まると頭全体が重だるく感じられるようになるのです。
夕方に症状が強くなるのは、1日の疲労が積み重なり、筋肉の緊張が限界に達するタイミングがちょうどその時間帯に重なるからです。
私が日々の施術を通じて感じるのは、この症状には「なりやすい生活パターン」があるということです。当てはまる項目が多い方は、特に注意が必要かもしれません。
1日のほとんどをパソコンの前で過ごしているデスクワーカーの方は、特に影響を受けやすいです。画面との距離が近すぎたり、モニターの高さが目線より低かったりすると、首の前傾姿勢が固定されやすくなります。
また、通勤中や休憩中もスマホを見続けている方は、首が休まる時間がほとんどありません。仕事で画面を見て、移動中もスマホを見て、帰宅してもまたスマホ…という生活では、首の筋肉は朝から晩まで緊張しっぱなしになってしまいます。
さらに、もともと首や肩にこりを感じやすい方、過去に交通事故で首を痛めた経験のある方なども、後頭部の重さが出やすい傾向があります。むちうちの後遺症として、こうした重だるさが長期化するケースも決して珍しくありません。
「大したことはないだろう」と様子を見ているうちに、症状が慢性化してしまう方がとても多いです。これは私が長年の臨床経験の中で、繰り返し見てきた現実です。
後頭部の筋肉が硬くなった状態が続くと、やがて首全体の動きが制限されてきます。首の動きが悪くなると、身体はそれを補うために肩や背中の筋肉をより多く使うようになります。こうして肩こり・背中の張り・腰の違和感へと症状が広がっていくのです。
また、首の後ろ側には自律神経の通り道があります。ここが圧迫されると、自律神経のバランスが乱れやすくなります。その結果として、睡眠の質の低下、朝起きたときのだるさ、集中力の低下、気分の落ち込みといった症状が出てくることもあります。
後頭部の重さを「ただの疲れ」として放置し続けることで、全身のバランスが崩れていく可能性がある、これが私が一番お伝えしたいことです。
後頭部の筋肉の緊張が強くなると、後頭神経を刺激することがあります。すると、後頭部からこめかみにかけての頭痛や、目の奥が痛むような感覚が現れることがあります。
さらに、首の血流が悪くなることで脳への血液の循環にも影響が出て、ふらつきやめまいを感じるようになる方もいらっしゃいます。「なんとなく体調が悪い」という漠然とした感覚が続いている場合、その根っこに後頭部〜首の緊張が隠れているケースは非常に多いのです。
専門的な施術を受けることが根本改善への近道ですが、日常の中でも症状を和らげるためにできることはあります。毎日の習慣として取り入れてみてください。
椅子に深く腰かけた状態で、両手を頭の後ろで組みます。そのまま力を抜いて頭の重さを手に預けるようにしながら、ゆっくりと顎を胸に近づけていきます。このとき後頭部からうなじにかけて伸びる感覚があればOKです。20〜30秒かけてゆっくり行い、3回程度繰り返してみてください。
ポイントは「ゆっくり」と「力を入れすぎない」こと。首は繊細な部位ですので、強く引っ張ったり急に動かしたりしないように注意してください。
パソコンのモニターは、目線より少し下になるよう高さを調整してみてください。画面が低すぎると顎が前に出て、首に大きな負担がかかります。スマホを使うときは、できるだけ画面を目の高さに近づけて持つことを意識してみましょう。
また、1時間に1回は席を立って、軽く首を動かす休憩を入れることをおすすめします。たった数分でも、筋肉を休ませる時間を作ることが大切です。
後頭部から首の付け根にかけてを、温かいタオルや市販のホットパックで温めてみてください。筋肉の緊張がほぐれ、血流が改善することで重だるさが楽になることがあります。入浴時にシャワーをこの部位に当てるだけでも効果があります。
ただし、急性期の炎症がある場合(触ると熱を持っている、腫れているなど)は温めると逆効果になることもありますので、その場合は専門家にご相談ください。
セルフケアはあくまで応急処置であり、根本原因を解消するものではありません。次のような状態が続く場合は、専門家への相談をお勧めします。
まず、2週間以上同じ症状が続いている場合です。睡眠を十分にとっても、休日にゆっくり過ごしても改善しない場合は、筋肉の硬さや姿勢の崩れが固定化してきているサインかもしれません。
次に、後頭部の重さに加えて、腕や手のしびれ、めまい、耳鳴りなどが出てきた場合は要注意です。これらは神経や血管への影響が出始めているサインである可能性があります。
また、過去に交通事故でむちうちを経験している方で、その後から後頭部の重さが続いているという場合も、一度しっかり検査を受けることをおすすめします。むちうちによる頸椎や筋肉へのダメージが、何年も経ってから後頭部の症状として出てくることは珍しくないのです。
私は開院以来、「原因が分からないまま施術をすることは絶対にしない」という方針を貫いてきました。たとえ同じ後頭部の重さという症状であっても、その方によって根本原因はまったく異なります。だからこそ、しっかりとした検査が何より重要なのです。
当院では初回に姿勢分析・関節可動域・整形外科的検査の3種類の独自検査を行います。これにより、後頭部の重さの本当の原因がどこにあるのかを特定していきます。
首の筋肉の問題なのか、頸椎のズレや可動域の低下なのか、それとも姿勢全体の崩れから来ているのか、あるいは自律神経の乱れが関係しているのか。原因を正確に特定してから、その方に合った施術プランを立てるのが当院のやり方です。
当院では、問診から検査、施術まですべてを国家資格保有の院長である私が担当します。通うたびに担当者が変わり、毎回症状を説明しなければならないというようなことはありません。
施術は優しく身体に負担の少ない手技が中心で、強い刺激が苦手な方でも安心して受けていただけます。臨床経験30年以上、20万件を超える施術実績の中から、あなたの症状に最も適したアプローチをご提案します。
後頭部の重さの原因が交通事故によるむちうちに起因する場合は、当院に併設しているサトウ接骨院での施術となります。保険対応の手続きについても丁寧にご説明しますので、初めての方もどうぞ安心してご相談ください。
長年の施術経験の中で「もっと早く来ていただければよかった」と感じるケースが少なくありません。次のような方には、ぜひ一度ご来院いただきたいと思っています。
「病院でレントゲンを撮ったけど骨に異常はないと言われた」「整形外科に通っているが薬をもらうだけで変わらない」そんな声もよくお聞きします。画像に映らない筋肉や神経の問題にこそ、私たちの施術は強みを発揮します。
私自身、多くの患者さんの「なかなか治らない」という症状と向き合ってきました。愛知県内の接骨院や整形外科で16年間、様々な症例を経験し、地元高岡に戻って開院してからも15年が経ちます。
その長い経験の中でひとつだけ確信していることがあります。それは、「症状はガマンしていても良くならない」ということです。むしろ、放置する時間が長ければ長いほど、根本から改善するために必要な時間も長くなっていきます。
後頭部の重さは、あなたの身体があなたに「そろそろ向き合ってほしい」と伝えているサインです。「大したことないかも」と一人で抱え込まずに、どうぞ気軽にご相談ください。一緒に原因を探して、根本から改善していきましょう。いつでもお待ちしています。

