
院長:佐藤お気軽にご相談ください!


こんにちは、サトウ整体院・高岡本院の佐藤です。今日は診療の合間に、ふと思い出したことがあって記事にしています。それは、ここ最近続けてお受けしているご相談の内容です。
ボールを投げ終わった瞬間や、その後にじんわりと肩が痛み出すというお悩みが本当に増えてきました。お子さんが「肩が痛い」とつぶやいた時、親御さんはどうしたらいいのか戸惑ってしまいますよね。私自身も現場で多くの選手や保護者の方と接してきたなかで、この痛みには共通したパターンがあることに気づきました。



投球後の肩の痛みは、フォームや柔軟性だけでなく身体全体のバランスが関係していることが多いんです
今回は、投げ終わった後に肩がズキズキするという症状について、原因から対処法まで丁寧にお話ししていきます。詳しい症状の解説は野球肩のページでもご紹介していますので、ぜひ最後まで読んでみてください。
ここ数年、特に中学生や高校生の野球部員から、投球後の肩の痛みに関するご相談を数多くいただくようになりました。練習量が増える時期と痛みの相談件数には、はっきりとした関連があると私は感じています。
暖かくなってくる時期は、どのチームも練習試合や大会に向けて投球数が一気に増えます。身体が本格的に温まっていないうちから全力投球を繰り返すことで、肩関節にかかる負担が蓄積していくのです。
特に投手や外野手のように肩を酷使するポジションの選手は要注意です。投げ終わった瞬間だけでなく、その日の夜や翌朝にじんわりと痛みが出てくるケースも少なくありません。
「これくらいなら大丈夫」と痛みを我慢して投げ続けてしまう選手は本当に多いです。ですが、この判断が後々大きな後悔につながることもあります。
初期の段階では投球時の違和感だけで済んでいたものが、放置すると着替えや授業中のちょっとした動作でも肩に痛みを感じるようになります。夜、痛みで眠りが浅くなってしまう選手もいます。早い段階で身体のサインに気づけるかどうかが、その後の回復スピードを大きく左右するのです。
長年、多くの野球選手の身体を見てきた経験からお伝えできることがあります。投げ終わった後に肩が痛む原因は、決して一つではないということです。
投球というのは全身運動です。肩だけを見ていても、本当の原因にはなかなか辿り着けません。次のような要因が複雑に絡み合って、肩に負担が集中してしまうのです。
このように原因は選手一人ひとり異なります。だからこそ、痛む場所をただ揉んだり、電気を当てたりするだけでは根本的な解決には至らないと、私は臨床の現場で何度も実感してきました。
投球フォームの修正は非常に大切な要素です。ただ、フォームだけを整えても肩の痛みが取れないというケースを、私は数多く見てきました。
それは、フォームを支える身体の土台、つまり肩甲骨の動きや股関節の柔軟性、体幹の安定性が整っていないからです。土台となる身体の状態を整えたうえでフォームを見直すことが、本当の改善につながります。
ここでは、投球後に肩の痛みを感じたときに気をつけてほしいポイントをお伝えします。すぐに実践できることばかりですので、参考にしてみてください。
| 状況 | 対応の目安 |
|---|---|
| 投げた直後にズキッとした痛み | すぐに投球を中止し、アイシングを行う |
| 翌日まで痛みが残る | 数日間は投球を控え、専門家に相談する |
| 日常動作でも痛みを感じる | 早めに検査を受けることを強くお勧めします |
痛み止めや湿布で一時的に楽になったとしても、それは根本的な解決ではありません。痛みが引いたからといって同じフォームや投球量で練習を続けてしまうと、再発を繰り返すことになりかねないのです。
お子さんが肩の痛みを訴えたとき、保護者の方はどう対応すればいいのか分からず不安になると思います。私自身も治療家として、そして地域に根を張る一人の人間として、多くのご家族と向き合ってきました。
肩の痛みの背景には、フォームだけでなく身体全体のバランスの崩れが隠れていることが少なくありません。検査によって原因を丁寧に見極めることが、遠回りをしない一番の近道になります。あなたはどんな判断基準で「病院に行くか、様子を見るか」を決めていますか。一度立ち止まって考えてみてください。
投げ終わった後の肩の痛みは、決して「気のせい」や「そのうち治るもの」ではありません。身体は必ずサインを出しています。そのサインに気づき、正しく向き合うことができれば、また全力でボールを投げられる日は戻ってきます。
一人で悩まず、不安なことがあればどうぞお気軽にご相談ください。あなたやあなたのお子さんが、また笑顔でグラウンドに立てる日を、私も一緒に目指していきたいと思っています。

