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腸脛靭帯炎で膝の外側が痛む方に知ってほしい3つのこと

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ランニングや階段の上り下りで、膝の外側がズキッと痛む経験はありませんか?「少し休めば治るだろう」と思って走り続けたら、どんどん悪化してしまった…そんな方が当院にもたくさん来院されています。

その膝の外側の痛みは、腸脛靭帯炎(ちょうけいじんたいえん)かもしれません。放置するほどに回復が遠のく症状ですが、正しく対処すれば改善できます。今回は高岡市のサトウ整体院院長原因から対処法までしっかり解説します。

院長:佐藤

走ることが好きな方ほど「痛みをこらえて走り続けてしまう」ケースが多いんです。でも実は、無理して走り続けることが一番の回復の妨げになっています。正しい知識を持って、適切なケアを行いましょう

目次

腸脛靭帯炎とはどんな状態なのか

腸脛靭帯炎は、ランナー膝とも呼ばれるスポーツ障害の一つです。太ももの外側を走る「腸脛靭帯」という太い帯状の組織が、膝の外側にある骨の出っ張り(大腿骨外側上顆)に繰り返し擦れることで炎症が起きる状態を指します。ランニングやウォーキングなど、膝の曲げ伸ばしを繰り返す動作をする方に多く見られる症状です。

どんな痛み方をするのか

「走り始めは平気なのに、しばらくすると膝の外側がズキズキしてくる」「階段を降りるときに膝の外側が痛い」「膝の横を指で押すと激しく痛む」。これらの症状は、まさに腸脛靭帯炎の典型的なサインです。

最初は運動中だけ痛む程度でも、悪化すると歩き始めや日常生活の何気ない動作でも痛みが出るようになります。「ちょっと痛いだけ」と軽視していると、症状がどんどん慢性化してしまうので、早めに対処することが大切です。

なぜ膝の外側だけが痛くなるのか

腸脛靭帯は骨盤から膝のすぐ下まで伸びている長い組織で、走るたびに膝の屈伸運動に合わせて前後に動きます。この繰り返しの摩擦が蓄積して炎症を起こすのが腸脛靭帯炎の本質です。

特に膝が約30度曲がった状態のとき、靭帯と骨の摩擦が最大になります。ランニングではちょうどこの角度を何千回も繰り返しますよね。だからこそランナーに多い症状なんです。

こんな人が腸脛靭帯炎になりやすい

腸脛靭帯炎は特定のタイプの方に発症しやすい傾向があります。一般的な傾向を知っておくだけで、予防にも役立てることができます。

ランニングやウォーキングを習慣にしている方

走る距離を急激に増やした、坂道や固い路面を多く走る、シューズが古くてクッション性が落ちている、といった状況は腸脛靭帯炎のリスクを高めます。また、フォームの問題(着地時に膝が内側に入るなど)も大きな原因となります。

O脚や股関節の動きが硬い方

O脚の方は腸脛靭帯に常に張力がかかりやすい状態にあります。また、股関節の柔軟性が低い方や、お尻の筋肉(中殿筋)が弱い方も、腸脛靭帯への負担が集中しやすくなります。体全体のバランスが崩れることが、膝の外側の痛みに繋がっているケースはとても多いです。

ウォーキングを始めたばかりの方

「健康のために歩き始めたら、膝の外側が痛くなった」という方も珍しくありません。急に運動量を増やすと、筋肉や靭帯が対応しきれずに炎症を起こすことがあります。「軟骨がすり減っているのでは?」と心配される方も多いですが、腸脛靭帯炎であれば適切なケアで改善できます。

セルフチェック:自分の症状を確認してみましょう

以下の項目に複数当てはまる方は、腸脛靭帯炎の可能性があります。

  • 膝の外側を指で押すと痛みがある
  • 走り始めてしばらくすると膝の外側が痛くなる
  • 階段の下り、特に降りるときに膝の外側が痛い
  • 歩き始めの最初の数歩が痛い
  • 走行距離を増やした時期から痛みが出た
  • O脚気味だと言われたことがある

ただし、膝の外側の痛みは腸脛靭帯炎だけが原因ではありません。外側半月板損傷や外側側副靭帯損傷など、別の問題が絡んでいることもあります。自己判断だけで対処せず、症状が続く場合は専門家に診てもらうことをおすすめします。

腸脛靭帯炎でやってはいけないこと

回復を遠ざけてしまう行動があります。意外と「やってしまいがち」なことも多いので、ぜひ確認してみてください。

痛みをこらえて走り続ける

「少し痛いけど走れるから大丈夫」という判断が一番危険です。炎症が起きている状態で刺激を与え続けることで、慢性化するリスクが高まります。痛みが出たら一度立ち止まり、状態を確認することが大切です。

患部を強くマッサージする

炎症が起きている急性期に患部を強くもみほぐすと、かえって炎症を悪化させる可能性があります。「痛いところを強く押せば治る」という感覚は要注意です。急性期は患部を冷やすことが基本になります。

太もも外側だけをストレッチする

腸脛靭帯そのものは伸び縮みしにくい組織です。患部だけを無理に伸ばしても根本的な解決にはなりません。大切なのは、腸脛靭帯に負担をかけている原因を解消することです。

自宅でできる腸脛靭帯炎のセルフケア

痛みが軽度の段階であれば、自分でできるケアが症状の改善に役立ちます。ただし、あくまで補助的なケアであることを忘れないでください。

股関節まわりのストレッチ

腸脛靭帯の緊張をやわらげるには、股関節や大腿筋膜張筋(だいたいきんまくちょうきん)を緩めることが効果的です。横向きに寝て、上側の脚を後ろに引き、膝を曲げた状態でゆっくりと股関節前面を伸ばすストレッチを1回30秒ほど行いましょう。左右それぞれ行うことが大切です。

お尻の筋肉を鍛える

中殿筋(ちゅうでんきん)が弱いと、走るときに骨盤が不安定になり腸脛靭帯への負担が増します。横向きに寝た状態で上側の脚をゆっくりと持ち上げる「サイドライイングアブダクション」は、中殿筋を効果的に鍛える運動です。痛みが出ない範囲で、毎日少しずつ続けてみてください。

アイシングで炎症を抑える

運動後に膝の外側に熱感や腫れがある場合は、15〜20分程度アイシングを行いましょう。タオルに包んだ氷袋などを使い、直接皮膚に当てないようにすることが基本です。

なぜ症状がなかなか改善しないのか

「ストレッチをして安静にしているのに、なかなか良くならない」という方がとても多いです。これには理由があります。腸脛靭帯炎の多くは、膝だけの問題ではなく身体全体のバランスの崩れが根本原因になっているからです。

骨盤のゆがみ、股関節の動きの硬さ、足首の可動域の低下、走り方のクセ。これらが複合的に絡み合って、腸脛靭帯への負担が生じています。表面的な症状だけをケアしても、原因が残っていれば再発を繰り返してしまいます。

当院が根本原因から改善を目指す理由

私が長年の臨床経験の中で感じてきたのは、「同じ腸脛靭帯炎でも、一人ひとり原因が違う」ということです。フォームの問題が主原因の方、O脚が原因の方、骨盤のゆがみが根本にある方…それぞれに合ったアプローチが必要です。

だから当院では、まず徹底した検査で「なぜその方の膝の外側が痛くなるのか」を見極めることから始めます。原因が特定できて初めて、最短で根本改善への道筋が見えてくるんです。

腸脛靭帯炎の回復に必要な期間の目安

「いつになったら走れるようになりますか?」というご質問はとても多いです。一般的な目安として、症状の程度別に考えると以下のようになります。

症状の程度主な特徴回復の目安
軽度運動後のみ痛む2〜4週間程度
中度運動中も痛みがある1〜2ヶ月程度
重度日常生活でも痛む3ヶ月以上

あくまで目安です。適切なケアを行っていれば回復は早まりますし、無理をすれば長引きます。大切なのは、自分の症状の程度を正確に把握して、それに合った対処をすることです。

院長からのメッセージ

膝の外側の痛みは、正しい原因にアプローチすれば必ず改善できます。大切なのは、一人で抱え込まないことです。「こんな症状で相談していいのかな」と思う方もいますが、どんな段階でも早めにご相談いただいた方が、回復も早く、あなたのやりたいことに早く戻ることができます。走ることや歩くことを、また楽しいと感じられる日々を取り戻しましょう。一人で悩まず、いつでも気軽に声をかけてください。

遠方にお住まいで、当院への来院が難しい方へ

当院は富山県高岡市にある治療院です。
遠方にお住まいで継続した来院が難しい方に向けて、
ご自宅でできる姿勢ケアや睡眠環境の見直しについてまとめています。

高岡市の当院にお越しになることが難しい方へ


院長:佐藤

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