
院長:佐藤お気軽にご相談ください!


こんにちは。富山県高岡市でサトウ整体院を営んでいる、院長の佐藤です。今回は、外出中や通勤のとき、「少し歩くと足がしびれる」という悩みについてお話しします。
「買い物の途中で足がジンジンしてきて、どこかで休まないと歩けなくなる」「駅から職場までの道のりで、いつも足に違和感が出る」――そんなお悩みを抱えていませんか?
実は当院にも、まったく同じ症状でお越しになる方がとても多いんです。しびれって、最初は「気のせいかな」と思いやすいのですが、放っておくと徐々に範囲が広がり、気づいたときには日常生活にしっかり支障が出てしまっていることが少なくありません。


歩いていると足にしびれが出る方の多くは、「年のせいだから仕方ない」と自己解決してしまいがちです。でも原因はちゃんとあって、正しく対処すれば改善できることがほとんど。今日は柔道整復師として30年以上向き合ってきた経験をもとに、丁寧にお伝えします
しびれという感覚は、神経や血管に何らかの異常が起きているときに身体が発するサインです。「ジンジン」「ピリピリ」「感覚が鈍い」など、人によって表現はさまざまですが、いずれも「正常な状態ではないよ」という身体からのメッセージだと受け取ってほしいと思っています。
特に歩いているときにしびれが出るという場合、安静にしているときとは違う負荷が神経や血管にかかっているサインであることが多いです。つまり、「動くことで症状が引き出される」という状態にあるということです。これは自然に消えるのを待つより、早めに向き合った方が確実に良い結果につながります。
歩行中に足へしびれが出る場合、主に「神経が関係しているケース」と「血管が関係しているケース」の2つに大きく分かれます。どちらも症状の出方に特徴があるため、ご自身の状態と照らし合わせて読んでみてください。
神経が原因のしびれで最も多いのが、腰の骨の中にある神経の通り道が狭くなることで起きるタイプです。歩き始めてしばらくすると足がしびれてきて、少し前かがみになって休むと楽になる――このパターンに心当たりがある方は、神経の圧迫が関係している可能性が高いです。
また、腰の椎間板が飛び出して神経を刺激するケースもあります。こちらは比較的若い世代にも起きやすく、お尻から太もも、ふくらはぎにかけて電気が走るような痛みやしびれが特徴です。さらに、お尻の深い部分にある梨状筋という筋肉が硬くなって神経を圧迫するケースもあり、これは坐骨神経が通る経路で起きる症状として当院でも多く見られます。
神経性のしびれの主な特徴をまとめると、以下のようになります。
もうひとつ、血流の問題でしびれが出るケースもあります。足の動脈が細くなることで血液の流れが悪くなり、歩くと足がつらくなる状態です。これも「歩くと症状が出て、休むと回復する」という点では神経性と似ていますが、しびれより「重だるさ」「冷感」「ふくらはぎの痛み」が強く出るという違いがあります。
この血管性のしびれは、生活習慣病(高血圧・糖尿病・高コレステロール)との関連が深く、特に50代以上の男性に多い傾向があります。「最近、足が冷えやすくなった気がする」という方は、血行の問題も視野に入れておくことをおすすめします。
ご自身でざっくり見分けるための目安として、以下の表を参考にしてみてください。ただしあくまでも目安であり、正確な原因の特定には検査が必要です。
| チェックポイント | 神経性(脊柱管狭窄症など) | 血管性(動脈の問題) |
|---|---|---|
| 楽になる姿勢 | 前かがみ・腰を丸める | 立ち止まって休む |
| しびれの場所 | お尻〜太もも〜ふくらはぎ | ふくらはぎ・足先が多い |
| 足の冷感 | あまり目立たない | 冷えが強く出やすい |
| 腰痛の有無 | 腰痛を伴うことが多い | 腰痛はあまり関係しない |
50代・60代の患者さんと話していると、「もう年だから仕方ないと思っていた」という言葉をよく耳にします。気持ちはとてもよくわかります。私自身も同世代ですし、身体のあちこちが若い頃とは違ってくるのは事実です。
ただ、しびれの多くは「加齢そのもの」が直接の原因ではなく、長年の姿勢の癖・筋力の低下・骨盤のゆがみなどが積み重なった結果として起きています。つまり、原因に正しくアプローチすれば、年齢に関係なく改善できる可能性があるということです。
諦めるのは、ちゃんとした検査を受けてからでも遅くないと思っています。
しびれを「痛みじゃないから大丈夫」と放置してしまう方もいますが、これは少し危険な考え方です。神経が長期間にわたって圧迫され続けると、しびれの範囲が広がるだけでなく、足に力が入りにくくなったり、感覚そのものが鈍くなってきたりします。
さらに時間が経つと、脳が「痛みを覚えた状態」になってしまうことがあります。これを慢性疼痛と呼び、こうなると原因を取り除いても症状が残りやすくなってしまうんです。早めに向き合う方が、改善にかかる時間も短くて済むというのが、長年の臨床を通じて実感していることです。
「病院で脊柱管狭窄症と言われた」「痛み止めや湿布をもらって使っているけど変わらない」「もう手術しかないと言われた」――こういったお声を持つ方が当院にも多くいらっしゃいます。
病院での治療は決して間違いではありません。ただ、薬や注射は「症状を抑える」ことを目的としていて、神経が圧迫されている根本の原因を取り除くものではないことが多いんです。そのため、薬が切れると症状が戻る、というサイクルになりやすいのです。
整体・柔道整復師のアプローチは、骨格のゆがみや筋肉のバランスを整えることで、神経や血管への不必要な圧力を取り除いていくことを目的としています。薬に頼らずに身体の本来の働きを取り戻すという視点で、病院の治療とは異なる角度からアプローチすることができます。
私が施術においてもっとも大切にしているのは「検査」です。しびれひとつとっても、原因は人によって本当に違います。骨盤のゆがみが主な原因の方もいれば、筋肉の緊張が強い方、生活習慣の積み重ねで神経への負荷が高まっている方もいます。
「なんとなく腰が原因っぽいから腰をほぐす」という施術では、改善できるかどうかは運任せです。当院では姿勢分析・関節可動域・整形外科的検査の3種類を組み合わせて、あなたの身体に何が起きているかを丁寧に特定したうえで施術をスタートします。
施術は痛みを伴わないやさしいタッチで行いますので、「ボキボキされるのが怖い」という方も安心してお越しください。初回から最後まで、国家資格を持つ私・佐藤が一貫して担当します。
実際にどんな方が来院されているかというと、次のようなケースが多いです。買い物のたびに途中でベンチを探してしまう主婦の方、通勤途中に足がしびれてペースが落ちてしまう働き盛りの方、大好きな散歩やウォーキングをためらうようになってしまった定年後の男性など、年齢も生活背景もさまざまです。
「整形外科には行ったけど効果がなくて」「整骨院に通ってみたけど変わらなくて」という方も多く来院されます。そういった方に「ここに来て変わりました」と言っていただけることが、私にとって何より嬉しい瞬間です。
施術を受けるかどうかはともかく、今日からすぐに取り組めることもお伝えしておきます。まず大切なのは、同じ姿勢を長時間続けないことです。
デスクワークや立ち仕事で同一姿勢が続くと、腰周りの筋肉が緊張し、神経への圧迫が強くなりやすくなります。1時間に1回は軽く動く習慣をつけるだけでも、身体への負担はかなり変わります。また、歩くときに腰を少し丸める意識を持つと、神経への負担が軽くなることがあります。体重が増えてきた方は、腰椎にかかる負担が直接増えるため、適切な体重管理も重要なセルフケアのひとつです。
軽症であれば、安静と適切なケアで改善するケースもあります。ただし根本の原因が残ったままでは再発しやすく、そのまま慢性化してしまうリスクもあります。「しばらく様子を見て変わらない」という場合は、早めに専門家に相談することをおすすめします。
まず整形外科でレントゲンやMRIによる検査を受けるのが基本です。ただし薬や注射で改善が見られない場合は、骨格・筋肉のバランスにアプローチできる整体師や柔道整復師に相談することも、有効な選択肢のひとつです。
大いに関係しています。坐骨神経は腰から足の裏まで続く人体最大の末梢神経で、この神経が何らかの原因で圧迫や刺激を受けると、お尻から足先にかけてしびれや痛みが生じます。歩行時のしびれの多くは、この坐骨神経が関係しているケースが少なくありません。
原因が骨格のゆがみや筋肉の緊張によるものであれば、整体によるアプローチが非常に有効です。当院でも多くの方が「しびれが出なくなった」「長く歩けるようになった」と喜んでいただいています。ただし血管性のしびれや重篤な神経障害が疑われる場合は、医療機関との連携が必要になることもあります。
私が柔道整復師になってから30年以上、ずっと感じていることがあります。それは、「もっと早く来てくれたら良かったのに」という場面が、本当に多いということです。しびれは「痛みじゃないから」と後回しにされがちですが、神経や血管は早めにケアするほど回復力も高いんです。
歩くたびに足に違和感を覚えながら、それでも「これくらい大丈夫」と自分に言い聞かせて過ごすのは、本当につらいことだと思います。好きな場所へ出かける、家族と一緒に散歩を楽しむ、通勤の道を気持ちよく歩く――そんな当たり前のことを取り戻してほしいと、心から思っています。ひとりで抱え込まずに、ぜひいつでも気軽に相談してください。

