
院長:佐藤お気軽にご相談ください!

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信号待ちで後ろから追突され、その日は首に少し違和感がある程度だった。ところが翌朝から肩甲骨の間が重くなり、数日たつと背中の上のほうまで張ってきた。首よりも背中のほうがつらいのはおかしいのでは、と不安になっていませんか。
サトウ整体院・高岡本院の佐藤です。この記事では、交通事故のあとに背中や肩甲骨まわりが痛くなる理由と、先に受診したほうがよい状態、日常で背中の負担を減らす過ごし方についてお話しします。
施術の流れや全体像を先に確認したい方は、むちうちの症状ページもあわせてご覧ください。ここからは、事故のあとによくいただくご相談をもとに、確認しやすいことから順にお伝えします。



まず今の背中の状態を確認しましょう
事故の当日は平気だったのに、翌朝や数日後になって背中が痛み出す。これは決して珍しいことではありません。
事故の直後は気持ちが張りつめていて、痛みを感じにくいといわれます。さらに衝撃を受けた瞬間、体は首や背中の筋肉を固めて身を守ろうとします。その負担が時間をおいて表に出ることもあり、後から出た痛みだから事故と関係ない、とは言い切れません。
事故後は痛みがあまりなくても速やかに医療機関へ受診しましょう。
むちうちは首のケガという印象が強いかもしれません。けれども実際には、背中や肩甲骨まわりの痛みを訴える方も多くいらっしゃいます。
首の後ろから背中、肩甲骨にかけては、僧帽筋や肩甲挙筋、菱形筋といった筋肉が広く付いています。追突の衝撃で頭が大きく揺さぶられると、これらの筋肉が引き伸ばされ、細かな傷みが生じることがあります。
そのため、首を動かすと背中まで響く、肩甲骨の内側がズーンと重いといった訴えにつながります。首から背中にかけてつながるように痛むのは、筋肉の連なりを考えると自然なことといえますね。
首の骨のすき間からは、肩甲骨のほうへ向かう神経も出ています。首まわりに炎症が起きると、その影響で肩甲骨の周辺に痛みや重だるさを感じるケースもあります。
また、追突された瞬間は背もたれに体が押し付けられ、背骨の胸のあたりにも力がかかります。シートベルトが当たった胸まわりの痛みは、肋骨の状態も含めて医療機関で確かめてもらいましょう。
背中の痛みといっても、痛む場所によって考えられることは少しずつ違います。家族の手も借りながら、痛む位置を確かめてみてください。
| 痛む場所 | 考えられることと注意点 |
|---|---|
| 首の付け根から背中の上 | 首から続く筋肉の張りが中心のことが多い |
| 肩甲骨の内側や肩甲骨の間 | 筋肉の傷みに首の神経の影響が重なることもある |
| 背中の中央や肋骨の裏 | 背もたれやベルトの衝撃。呼吸で響くなら受診を優先 |
| 肩甲骨の外側から腕 | しびれや力の入りにくさがあれば早めに受診 |
これはあくまで目安で、場所だけで原因を決めることはできません。ただ、肩甲骨の間の痛みが続いているのか、背中の中央まで広がってきたのかを伝えられると、診察や施術の場で話がスムーズに進みます。
痛む場所が日によって移る、朝と夕方で違うという方もいます。そうした変化もスマートフォンのメモに残しておくと、後から振り返るときに役立ちますよ。
病院で骨に異常はないと言われてほっとした一方で、では背中の痛みは何なのかと戸惑う方もいます。
レントゲンで主に確認するのは骨の状態です。筋肉や靭帯の細かな傷みは写りにくいため、異常なしでも痛みが残ることは十分にあり得ます。気のせいだと我慢せず、痛む場所や動作を主治医に伝え続けておきましょう。
痛みが出てしばらくたつと、背中のつらさの中身が少しずつ変わってくることがあります。その背景にあるのが、無意識のかばい方です。
首が痛いと、人は首を動かさないように肩をすくめ、頭を少し前に出した姿勢で固まりがちです。パソコン作業でこの姿勢が続くと、肩甲骨まわりの筋肉は常に引っ張られた状態になります。
実は、事故による傷みが落ち着いてきても、かばう姿勢による背中の張りが残っている方は少なくありません。呼吸が浅くなり、背中が板のように固く感じるという声もよく聞きます。
車での通勤や子どもの送迎が欠かせない地域では、事故のあとも運転を休めない方がほとんどです。ハンドルを握る腕に力が入り、背もたれから背中が離れた姿勢が続くと、肩甲骨の内側に負担が集まります。
痛い、かばう、固まる、さらに痛むという悪循環に入ると、首だけを休めても背中のつらさは抜けにくくなります。背もたれに背中を預け、休憩のたびに肩をゆっくり回すだけでも負担は変わってきます。
背中の痛みの中には、筋肉の問題では説明しにくいものも含まれます。次のような状態があれば、整骨院や整体院より先に医療機関を受診してください。
とくに息苦しさや胸背部の急な激痛がある場合は、肋骨や胸の中の臓器を確認する必要があるため、救急への連絡も考えてください。
また、しびれや力の入りにくさが日ごとに強まる場合は、神経の状態を確かめる必要があります。早めに整形外科で診察を受け、いつからどこまで広がったかを伝えておきましょう。
背中が張ると、つい自分で強く押したり揉んだりしたくなります。ただ、自宅ケアの範囲は時期によって変わってきます。
骨折や脱臼がなければ長すぎる安静はかえって痛みを長引かせる原因になり得るとされています。一方で事故から数日の間は、強いマッサージや長風呂、飲酒は控えておくのが無難です。
急な痛みが落ち着いたら、痛くない範囲で肩甲骨をゆっくり回すことから始めてみてください。蒸しタオルで首の付け根を温めてから行うと、動かし始めの不安も和らぎます。鋭い痛みやしびれが出たら、その場で中止しましょう。
整骨院や整体院も利用したい場合は、事故後の通院の段取りを先に知っておくと安心です。
交通事故では、診断や診断書の作成は医師にしかできません。整形外科での定期的な診察を続けながら、併用したい旨を主治医に相談し、保険会社にも事前に連絡しておくのが基本です。取り扱いは事故の状況で異なるため、細かな点は保険会社へ確認してください。
当院では、痛む背中だけでなく、首の動き、肩甲骨の位置、胸まわりの硬さ、骨盤の傾きまで含めて確認します。かばう姿勢がどこから始まっているかを確かめ、背中に負担が集まる理由を一緒に探していきます。
むちうちで背中が痛いのは、首と背中が筋肉や神経、背骨でつながっているためです。後から出た痛みも事故の影響として軽く考えず、まず医療機関で骨や神経の問題がないか確かめたうえで、かばう姿勢まで含めて負担を減らしていきましょう。
今日からできるのは、痛む場所、痛みが強くなる動作、時間帯をメモしておくことです。息苦しさやしびれなど、相談する目安に当てはまる変化が出ていないかも、あわせて確認してみてください。
首だけでなく肩甲骨や背中、姿勢の癖まで含めて確認したい方は、サトウ整体院・高岡本院へお気軽にご相談ください。

