
院長:佐藤お気軽にご相談ください!

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ラウンドの翌日、おしりの奥がズーンと重く、太もも裏からふくらはぎにかけて突っ張るようなしびれが残る。来週もコースの予定があるのに、このままゴルフを続けてよいのか迷っている方もいるのではないでしょうか。
サトウ整体院・高岡本院の佐藤です。この記事では、ゴルフのあとに出る坐骨神経痛について、痛みが出やすい体の使い方、プレーを続けるときの注意、相談を考えたいタイミングをお話しします。
先に全体像を確認したい方は、坐骨神経痛の症状ページもあわせてご覧ください。ここからは、スイングや普段の生活の中で確かめやすいことから順にお伝えします。



痛む場面から確認しましょう
切り返しからインパクトにかけて、片側のおしりに鋭い痛みが走る。ゴルフをされる方から、こうしたお話をよく伺います。
数々のご相談の中でも多いのが、最初は筋肉痛だと思っていたのに、ラウンドのたびに同じ場所が痛むという悩みです。おしりの痛みに加えて、太もも裏やふくらはぎまでしびれが伸びてくると、坐骨神経に沿った症状が出ている可能性があります。
まず確認しておきたいのは、スイングのどの瞬間に、体のどこが痛むかです。トップで腰が詰まるのか、フォロースルーでおしりが引っ張られるのか。場面がはっきりすると、負担が集まっている場所の見当がつけやすくなります。
「坐骨神経痛と言われたから、腰の病気なんだろう」と受け止めている方は少なくありません。ですが、これは病名というより症状の呼び方です。
坐骨神経は腰から足先まで伸びる太い神経で、その通り道に出る痛みやしびれをまとめて坐骨神経痛と呼びます。背景としては、腰の椎間板ヘルニアや脊柱管狭窄症、おしりの奥の筋肉が神経を締め付ける梨状筋症候群などが挙げられます。
スイングは腰を回す動きだと思われがちですが、実際に回旋の主役になるのは別の場所です。
腰の骨は前後に曲げる動きは得意でも、ひねる動きはわずかしかできない構造です。本来、スイングの回転は股関節と胸まわりの背骨が大きく担っています。
ところが、年齢や座りっぱなしの生活で股関節や胸まわりが硬くなると、足りない回転を腰が代わりに引き受けます。股関節がスムーズに内側へひねれるかは、私が最初に確かめることの一つ。こうした股関節の使い方を見直すだけで、腰の負担が変わる方もいます。
腰の代わりに踏ん張り続けるのが、おしりの奥にある梨状筋などの筋肉です。同じ方向へのスイングを何百回も繰り返すと、片側だけが疲れて硬くなりやすくなります。
梨状筋のすぐそばには坐骨神経が通っているため、硬さが強まると神経を締め付けるような形になるケースもあります。足指が浮いてかかとに体重が乗る癖など、足元の重心が関わっていることも少なくありません。
痛みを長引かせる背景は、コースの上だけにあるわけではありません。
平日はデスクワークや車の運転で、おしりや太もも裏が体重で押されたまま固まりがちです。その状態で週末に急に全力で振ると、硬い筋肉に一気に負担がかかります。さらにラウンド後の長時間運転で、疲れたおしりをまた圧迫してしまうという流れです。
痛む側をかばってスイングすると、今度は反対側の腰やおしりに無理がかかることもあります。北陸の秋から冬は朝の体が冷えて硬く、到着直後のドライバーで痛みが出やすい時期といえますね。
腰とおしりのどちらに負担が集まっているかは、普段の姿勢でも手がかりがつかめます。次のような場面を思い出してみてください。
翌朝まで突っ張りが残るかどうかも大切な手がかりで、回復が追いついていない状態と考えられます。
なお、足に力が入らない、排尿や排便の感覚がおかしいといった状態は急ぎの対応が必要なこともあります。こうした変化があるときは、プレーも練習も控えてください。医療機関へ相談しましょう。
しびれが落ち着いている日なら、日常の中で負担を減らす工夫から始められます。優先したいのは、伸ばすことより固めないことです。
デスクワークや運転では、30分~1時間に一度は立ち上がって数歩歩いてみてください。椅子に座ったまま片脚を前後に軽くぶらぶらさせるだけでも、おしりと太もも裏が固まりにくくなります。
痛みが落ち着いている日は、仰向けで片膝を胸へゆっくり引き寄せ、おしりの奥がじんわり伸びる程度で止めます。入浴後など体が温まったタイミングを選ぶと、無理なく続けやすいでしょう。
痛い場所を伸ばせば楽になると考えて、腰を限界までひねったり、反動をつけて前屈したりする方がいます。しびれが強い時期にこれを行うと、神経をさらに刺激してしまうかもしれません。
ストレッチ中に足先へしびれが走る、終わった後に痛みが増すといった場合は、その動きを中止しておきましょう。自宅ケアの範囲は、痛みやしびれが強くならない動きまでと考えてください。
ゴルフを完全にやめる前に、プレーの仕方を変えるという選択肢もあります。到着後すぐにドライバーを握らず、短いクラブの素振りから始めてみてください。
痛みがある時期は振り幅を抑え、振るたびに痛みが増すならその日は無理をしないことです。帰りの運転では途中で一度車を降りて歩き、翌日に痛みが残るかどうかも次の予定を決める手がかりにします。
湿布を貼ったりストレッチをしたりして一度は落ち着いても、ゴルフを再開するとまた痛む。そんなご相談も多く寄せられます。
実は、痛む腰やおしりだけを確認していても、繰り返す痛みの背景が分かりにくいことがあります。サトウ整体院・高岡本院では股関節や胸まわりの動き、骨盤の傾き、足元の重心の乗り方まで含めて、体の使い方を確認していきます。
そのうえで、腰とおしりに回旋の負担が集まりにくい状態を目指し、段階的な練習再開まで一緒に考えていきます。痛みの出方に合わせて、ラウンドの頻度や練習量の調整についてもお伝えしています。
ゴルフで出る坐骨神経痛は、腰が苦手なひねりを股関節や胸まわりの代わりに引き受けていることが大きく関わっています。痛む場面から負担の集まり方を確かめ、座り方やプレーの仕方から負担を減らしていきましょう。
今日からできるのは、スイングのどの瞬間にどこが痛むか、翌朝にしびれが残っているかをメモしておくこと。小さな記録でも、相談する目安や体の変化をつかむ手がかりになります。
股関節の動きやスイング時の体の使い方まで含めて確認したい方は、サトウ整体院・高岡本院へお気軽にご相談ください。





