
院長:佐藤お気軽にご相談ください!


こんにちは、サトウ整体院・高岡本院の佐藤です。今日も暑いですが、ウォーキングやランニングを頑張っている方も多いのではないでしょうか。実は最近、走ると足の裏が痛くなるというご相談が増えてきています。


走った後の足裏の痛み、実は放っておくとどんどん厄介になっていくケースをたくさん見てきました
朝起きて最初の一歩が痛かったり、走っている途中でかかとがズキッとしたり。そんな足底筋膜炎と呼ばれる症状に、心当たりのある方はいませんか?今日はこの足裏の痛みについて、じっくりお話ししていきたいと思います。
まず知っておいてほしいのは、足裏の痛みには必ず理由があるということです。何もないところに突然痛みが出るわけではなく、身体のどこかに負担が積み重なった結果として現れます。今日はその仕組みを、できるだけわかりやすくお伝えしていきます。
足の裏には、かかとから指の付け根まで扇状に広がる丈夫な繊維組織があります。これが足底筋膜と呼ばれるものです。歩いたり走ったりするたびに、この筋膜が伸び縮みしながら足裏のクッションのような役割を果たしています。
ところが、この筋膜に繰り返し負担がかかり続けると、微細な損傷や炎症が起こってしまいます。それが走ると足裏がズキズキ痛む正体のひとつなんです。特に走る距離や頻度を急に増やした方に多く見られる傾向があります。
足底筋膜炎の特徴的なところは、痛みの出方にパターンがあることです。次のような症状に心当たりはありませんか?
こうした痛みの出方は、多くのランナーさんが経験しているものです。私自身も臨床の中で本当に多くこの症状の方を診てきました。
ここが実は一番大切なところなのですが、足裏の痛みの原因は決して単純ではありません。いくつもの要因が組み合わさって症状として現れているケースがほとんどです。
扁平足やハイアーチといった足の形状の問題、ふくらはぎやアキレス腱の硬さ、そして骨盤や姿勢のゆがみ。これらが複雑に絡み合って、足底筋膜への負担を大きくしていることが多いです。
走るときのフォームが崩れていたり、シューズが自分の足に合っていなかったりすることも、痛みを引き起こす要因になります。単に足裏だけの問題として捉えていると、なかなか改善しないことがあるのはこのためです。
「そのうち治るだろう」と痛みを我慢しながら走り続けている方も少なくありません。ですが、これはあまりおすすめできません。放置を続けると、痛みをかばう不自然な歩き方が定着してしまいます。
そうなると膝や腰、股関節にまで負担が広がり、新たな痛みを引き起こすこともあります。痛みが半年以上続くと難治性と呼ばれる状態になり、日常生活そのものに影響が出てしまうケースもあるので注意が必要です。
ここでは、ご自宅でできる基本的なケアの考え方についてお伝えします。ただし、これはあくまでも応急的なものだという前提で読んでいただければと思います。
| ケア方法 | ポイント |
|---|---|
| アイシング | 運動後に冷やすことで炎症を抑える |
| ふくらはぎのストレッチ | アキレス腱の柔軟性を保つことで足底筋膜への負担を減らす |
| タオルギャザー | 足裏の筋肉を使うことでアーチを支える力を強める |
| シューズの見直し | クッション性のあるものへの変更を検討する |
これらは症状が軽いうちには有効な場合もあります。ただ、痛みが3週間以上続いている、あるいはすでに悪化していると感じる場合は、セルフケアだけで乗り切ろうとするのは危険です。自己判断で走り続けることが、症状を長引かせてしまう一番の原因になりやすいのです。
私が長年の臨床経験を通じて感じているのは、足裏の痛みは足裏だけを見ていても解決しないということです。足首の動き、ふくらはぎの柔軟性、骨盤のバランス、さらには全身の姿勢まで、丁寧に検査をして原因を見極める必要があります。
湿布を貼ったりマッサージをしたりするだけでは、一時的に楽になったとしても、また同じように痛みがぶり返してしまうことが多いんです。ご自身の身体の状態を正しく知ることが、改善への一番の近道だと私は考えています。
走ると足裏が痛むという症状は、決して珍しいものではありませんが、放置してしまうと長引きやすい厄介な症状でもあります。せっかく始めたランニングやウォーキングを、痛みで諦めてしまうのはとても残念なことです。一人で悩まず、どうぞお気軽にご相談ください。私たちが全力でサポートいたします。

