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ランニングで膝の外側がズキズキ…原因と今すぐできるセルフケア

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ランニングの途中や走り終わった後、膝の外側がズキズキと痛んで困っていませんか?最初は少し気になる程度だったのに、気づけば階段を下りるだけでも痛みが走る…そんな経験をされている方は、ぜひ最後まで読んでみてください。

この記事では、腸脛靭帯炎の原因から日常生活での注意点、そして根本から改善するために大切なことを、開院15年以上の経験をもとにお伝えしていきます。

院長:佐藤

走った後に膝の外側が痛くなる方、夜になってもズキズキが続く方は、ぜひ参考にしてみてください。放置しているとどんどん悪化してしまうことが多い症状です。早めに原因を知ることが大切です

目次

膝の外側が痛くなるのはなぜ?

膝の外側に感じるズキズキした痛みは、多くの場合「腸脛靭帯炎(ちょうけいじんたいえん)」と呼ばれる状態が原因です。腸脛靭帯とは、骨盤の外側から太ももを通り、膝の外側まで伸びる長い靭帯のことで、ランニングなどの膝の曲げ伸ばしを繰り返すことで、膝の外側の骨と何度も擦れ合い、炎症が起きてしまいます。

「ランナー膝」とも呼ばれるほど、ジョギングやマラソン愛好者に多く見られる症状です。初期はランニング後に感じる鈍い違和感程度ですが、放っておくと歩くたびに痛む、夜も痛みが引かないという状態にまで進行することがあります。

どんな痛みが出るの?

症状の出方は人によって異なりますが、よく聞かれるのが次のような訴えです。ランニング中の一定距離を超えたタイミングから膝の外側にズキッとした鋭い痛みが出てくる、走り終えると痛みが引くが翌朝また戻っている、階段を下りるときに膝の外側に鋭い痛みを感じる、膝の外側を指で押すと痛みがある、夜寝ているときも患部がズキズキと疼く、といった状態です。

特に「夜になっても痛みが消えない」という方は、すでに炎症が慢性化しはじめているサインかもしれません。安静にして一時的に楽になっても、走り始めるとまた同じ場所が痛むというパターンを繰り返している方は、ぜひ早めに対処することをおすすめします。

腸脛靭帯炎の原因は、膝だけにはない

開院以来、腸脛靭帯炎でお困りの方を数多く診てきましたが、長年の経験から確信を持って言えることがひとつあります。それは、腸脛靭帯炎の原因はひとつではなく、いくつもの要因が複雑に絡み合っているということです。「膝が痛いから膝だけを診る」という発想では、根本の改善にはつながりません。

具体的にどんな要因があるのか、少し詳しく見ていきましょう。

よくある原因のパターン

まず、走り込みすぎによる「オーバーユース」があります。急激に距離を増やしたり、休養を取らずに連日走り続けたりすることで、腸脛靭帯への負荷が限界を超えてしまいます。次に、股関節や臀部まわりの筋力不足も大きな要因のひとつです。特に中殿筋(お尻の横の筋肉)が弱くなると、ランニング中の骨盤が安定せず、膝への負担が増えます。

また、腸脛靭帯や太もも外側の柔軟性が低下していると、摩擦が起きやすくなります。O脚気味の方や扁平足の方は足のアライメント(骨の並び方)に問題があることが多く、それが膝の外側への過剰な負担につながるケースもよくあります。さらにランニングフォームの乱れ、自分の足に合っていないシューズもリスクを高める要因です。

これだけ多くの要因が関係しているわけですから、「どれが自分の原因なのか」を正確に特定しない限り、本当の改善にはたどり着けないのです。

「安静にしていれば治る」は本当?

整形外科を受診すると「しばらく走るのをやめて安静にしてください」と言われることがよくあります。もちろん急性期の炎症を抑えるためには休息も大切です。しかし、安静にしていれば自然に治るかというと、残念ながらそれだけでは不十分なことが多いのが現実です。

走るのをやめると痛みが引きます。でも、また走り始めると同じ場所が痛くなる。そういう経験をされている方は少なくないはずです。それは、痛みの元になっている筋力不足・柔軟性の低下・フォームの問題が解消されていないからです。原因が残ったまま運動を再開するから、再発を繰り返してしまうのです。

湿布や痛み止めが効かない理由

湿布や消炎鎮痛剤は、炎症や痛みを一時的に和らげるための手段です。それ自体は悪いことではありませんが、あくまでも「症状」を抑えるものであって「原因」にアプローチするものではありません。ですから、薬の効果が切れるとまた痛みが戻ってくる、ということが起きてしまいます。

「湿布も痛み止めも試したけど、全然よくならない」という方からよくご連絡をいただきます。そういった方こそ、一度しっかりと検査を受けて原因を探ることが大切です。

放置するとどうなる?

「大会が終わったら診てもらおう」「もう少し様子を見よう」と思いながら、痛みを抱えたまま走り続けている方も多いかと思います。しかし、腸脛靭帯炎は放置するほど改善が難しくなる症状のひとつです。

最初は走っているときだけだった痛みが、歩くときにも出てくるようになります。さらに悪化すると、安静にしていても痛む、夜も眠れないほどのズキズキ感が続く、という状態になることも。痛みをかばうために歩き方や走り方が変わり、反対側の膝や股関節、腰にも余分な負担がかかり、新たな痛みを引き起こすことさえあります。

最悪のケースでは、好きだったランニングやマラソンを完全に諦めなければならない状況になることも。そうなる前に、早めに手を打つことがとても大切です。

自宅でできるセルフケアのポイント

専門家に診てもらうことが根本改善への近道ですが、日常生活の中で気をつけられることもあります。ここでは、症状を悪化させないためのセルフケアのポイントをお伝えします。

運動直後のアイシング

走った後に膝の外側が熱を持ってズキズキしている場合は、患部を10〜15分程度アイシングすることで炎症の広がりを抑える効果が期待できます。氷を直接皮膚にあてると凍傷の危険がありますので、タオルで包んでから患部にあてるようにしてください。

腸脛靭帯のストレッチ

立った状態で、痛い側の足を後ろに引いて骨盤を横に押し出すようなストレッチが代表的なものとしてよく知られています。ただし、痛みを感じるほど強く伸ばすのは逆効果です。じんわりと伸びる感覚を意識しながら、無理のない範囲で行いましょう。

走行距離・ペースの見直し

症状が出ているときは、練習量を一時的に落とすことが必要です。距離を減らす、坂道や下り坂のコースを避ける、硬いアスファルトよりも柔らかいグラウンドを選ぶ、といった工夫が膝への負担を下げることにつながります。

やってはいけないこと

痛みが出ているにもかかわらず、「もう少しで大会だから」と無理して走り続けることは、症状をさらに悪化させる可能性が高いです。また、自己流で強引なマッサージをしたり、炎症が強い時期に過度なストレッチをしたりすることも、腸脛靭帯をさらに刺激してしまうことがあります。

当院が根本改善にこだわる理由

私が整体院を開業して15年以上が経ちます。もともと接骨院としてスタートしましたが、外傷だけを診るだけでは多くの方の本当のお悩みに応えられないと感じ、整体院を併設しました。腸脛靭帯炎のようにランニングや日常動作で繰り返し負担がかかる症状こそ、根本の原因を探り出して改善する必要があると強く感じています。

当院では、姿勢分析・関節可動域検査・整形外科的検査の3種類の独自検査を組み合わせて、症状の原因を丁寧に特定していきます。膝だけを診るのではなく、股関節・骨盤・脊柱・足のアライメントまで全身のバランスを評価することで、「なぜその人に腸脛靭帯炎が起きているのか」という個別の原因にたどり着くことができます。

他院で改善しなかった方へ

「整形外科に行っても安静を言われるだけだった」「電気治療を続けても繰り返してしまう」「マッサージでその場は楽になるけどすぐ戻る」という経験をされてきた方が、当院に多くお越しになっています。その場の症状を和らげるだけの施術と、原因から変えていく施術では、結果が大きく変わってきます。

これまでの施術経験の中で、「まさかこんな場所が原因だったとは」という驚きの声をいただくこともよくあります。それほど、腸脛靭帯炎の原因は膝以外の場所に潜んでいることが多いのです。

国家資格を持つ院長が初回から担当

当院では、問診から検査・施術まで、院長である私が一貫して担当しています。行くたびに担当者が変わり、毎回同じ説明をしなければならないというストレスもありません。身体の変化を同じ目で追い続けることが、改善の精度を高めることにつながると考えています。

腸脛靭帯炎でよくあるご質問

多くの方から同じような疑問や不安をいただきます。特によく聞かれることをここでお答えしておきます。

ランニングは完全に休まないといけませんか?

急性期や炎症が強い時期は、走ることを一時的に控えることが必要です。ただし、完全に動かなくなることで筋力が低下してしまう懸念もあります。プールでの水中ウォーキングなど、膝に負担をかけない形で体力を維持しながら、段階的に復帰するプランを組み立てることが大切です。

どのくらいの期間で改善しますか?

症状の程度や個人の体力・回復力によって変わりますが、軽症で早期に対処できた場合は2〜4週間程度で改善が見られるケースもあります。中度以上になると数ヶ月かかることもありますので、早めに動くことが回復への近道です。

再発しないようにするには?

根本原因である筋力不足・柔軟性の低下・フォームの問題を改善しないまま運動を再開すると、再発しやすくなります。痛みがなくなったからといってすぐに元の練習量に戻さず、予防的なストレッチや筋力トレーニングを継続することが大切です。定期的なメンテナンスも再発防止に効果的です。

走ることを諦めないために

膝の外側がズキズキと痛む。夜も疼く。走るたびに不安がある。そんな状態で好きなランニングを続けることは、本当につらいことだと思います。でも、その痛みに原因がある以上、正しくアプローチすれば改善できる可能性があります。

一人で悩んでいても、なかなか答えは出てきません。身体のことで迷ったり不安になったりしたときは、どうかひとりで抱え込まないでください。些細なことでも構いませんので、いつでも気軽にご相談いただければと思います。

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院長:佐藤

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