
院長:佐藤お気軽にご相談ください!


こんにちは、サトウ接骨院・院長の佐藤です。暑い日が続いていますが、皆さんお身体の調子はいかがでしょうか。実は最近、追突事故に遭われた方からのご相談が続いておりまして、今日はそのお話をさせていただこうと思います。信号待ちや通勤中に突然後ろから車が来て、気づけば首がガクンと揺れていた、そんな経験をされた方はいらっしゃいませんか。事故直後は「たいしたことない」と感じていても、翌日から首や肩の重だるさに悩まされる方は本当に多いんです。この記事では、交通事故に遭った際にむちうちの症状にどう向き合い、どのタイミングでどこの病院に行けばいいのかを、私の臨床経験を交えながらお話ししていきます。



事故のあと「痛くないから大丈夫」と自己判断してしまう方が本当に多いんですが、それが一番危ないんです
まず最初にお伝えしたいのは、事故直後の身体の反応は普段と全く違うということです。アドレナリンが大量に分泌されている状態では、本来感じるはずの痛みが麻痺してしまい、その場では「大丈夫そう」と思ってしまう方がとても多いのです。しかし時間が経つにつれて炎症が広がり、翌日や数日後になって初めて首の痛みやしびれに気づくケースを、私はこれまで数え切れないほど見てきました。
特に追突事故は、車がぶつかった衝撃よりも、頭が前後にしなるように振られる動きそのものが首への負担になります。この「見えないダメージ」こそが、むちうちの厄介なところなんです。骨折のように誰の目にも分かる怪我とは違い、レントゲンを撮っても異常が写らないことが多いため、周囲から「気のせいでは」と誤解されてしまうこともしばしばあります。
ですから、事故に遭った直後に痛みがなかったとしても、油断は禁物です。むちろん翌日以降に症状が出てくることは珍しくありません。「様子を見てから考えよう」と先延ばしにしてしまうと、後になって治療が長引く原因になりかねないのです。
また、時間が経ってから病院へ行っても、むちうちが原因なのか日常生活上で起こった痛みなのかを判断するのに左右されますので、後回しにしないようにしましょう。
私のもとにご相談に来られる方の中には、通勤途中に追突されたという方も少なくありません。会社に行く途中や仕事帰りの道中で事故に遭うと、通勤災害として労災保険の対象になる可能性がありますし、加害者側の自賠責保険を使うこともできます。どちらを使うべきか迷われる方も多いのですが、まずはご自身の状態を優先して、早めに受診することを何よりも大切にしてください。手続きのことは後からでも十分間に合いますので、まずは身体のケアを最優先に考えていただきたいと思います。
この質問は本当によくいただきます。結論からお伝えすると、事故直後はまず整形外科を受診して、骨や神経に異常がないかを確認することが最優先です。むちうちの多くは筋肉や靭帯の損傷ですが、稀に骨折や神経の損傷を伴うケースもあるため、画像検査による確認は欠かせません。
その上で、日々の痛みのケアや筋肉・靭帯へのアプローチとなると、接骨院での施術が力を発揮する場面が多くなってきます。整形外科は患者さんの数が多く、どうしても一人あたりの診療時間が短くなりがちです。牽引や電気治療など画一的なメニューになりやすく、細やかな変化に合わせた対応が難しいという声もよく耳にします。
| 整形外科 | 接骨院 | |
|---|---|---|
| 得意なこと | 画像診断・骨や神経の確認 | 筋肉・靭帯への手技的アプローチ |
| 診療時間 | 短くなりがち | 一人ひとり丁寧に対応 |
| おすすめの受診時期 | 事故直後 | その後の継続的なケア |
つまり、どちらか一方ではなく両方を併用することが、実は一番の近道になります。私自身、愛知県内の整形外科で長年研修を積んだ経験がありますので、その現場感覚も踏まえてお伝えできることかと思います。
むちうちになった方の約2割は、半年以上経っても症状が改善しないというデータもあります。ガマンして放置してしまうと、首だけでなく肩や背中、腰にまで痛みが広がり、身体全体のバランスが崩れていくことも珍しくありません。夜眠れない、頭痛やめまいが続く、家事や育児に集中できない、そんな声を私は数多く聞いてきました。
だからこそ、痛みが軽いうちに専門家に相談していただきたいのです。早めの対応こそが、回復までの期間を大きく左右します。
ここまで整形外科と接骨院それぞれの役割についてお話ししてきましたが、実際にむちうちを改善していく上で私が一番大切だと考えているのは、一人ひとりの原因をきちんと検査で見極めることです。むちうちの症状は首の痛みだけにとどまらず、頭痛やめまい、しびれ、倦怠感など人によって出方が全く異なります。原因を取り違えたまま施術を続けても、一時的に楽になることはあっても根本的な改善にはつながりません。
これらが複雑に絡み合っているからこそ、湿布や痛み止めだけでは対応しきれない部分が出てきます。当院では姿勢分析や関節可動域、整形外科的検査といった複数の検査を通じて、お一人おひとりの原因を丁寧に見極めるようにしています。
交通事故に遭うということ自体、心にも大きな負担がかかる出来事です。身体の痛みだけでなく、保険会社とのやり取りや今後への不安を一人で抱え込んでしまう方も少なくありません。そんな時こそ、専門家に頼っていただきたいと私は思っています。
私はこれまで30年以上、20万人を超える方の施術に携わってきました。その経験の中で確信しているのは、早期に適切な対応を取れば取るほど、身体は本来の状態に戻りやすくなるということです。事故から少し時間が経ってしまった方も、諦める必要はありません。今からでもできることは必ずあります。
むちうちは目に見えにくい怪我だからこそ、一人で不安を抱え込まず、まずは気軽にご相談ください。あなたが痛みや不安から解放されて、笑顔で毎日を過ごせるようになることを、私たちは心から願っています。