
院長:佐藤お気軽にご相談ください!


こんにちは、高岡でサトウ接骨院・サトウ整体院を営んでおります佐藤です。最近、部活やクラブチームなどでボールを投げるお子さんや選手の方から、投げた後に肩がズキズキするというご相談を続けて頂くことが増えてきました。特にこの季節は練習量も増えるため、投球後の肩の違和感を抱えたまま来院される方が多いように感じています。実はこの症状、単なる疲労では済まされないケースも少なくありません。今回は野球肩という視点から、投球後の肩の痛みについて詳しくお話しさせていただきますね。


投球後の肩のズキズキ、夜になると余計に気になるという方は本当に多いんです。決して珍しい症状ではありませんので、ひとつずつ丁寧に読み進めてみてください
まず知っておいていただきたいのは、投球という動作そのものが肩関節にとってかなり過酷な運動だということです。ボールを投げる瞬間、肩関節には体重の何倍もの負荷がかかると言われています。この負荷が繰り返し積み重なることで、肩の周囲にある腱や筋肉、関節唇といった組織に小さな損傷が生まれていくのです。
投げた直後は気にならなくても、時間が経つにつれてジンジンとした痛みに変わることがありますよね。これは炎症反応が起こり始めているサインだと考えられます。投げているときは平気でも、練習後や翌日に痛みが強くなるという方は要注意です。決して気のせいではなく、身体からの明確なメッセージなんですよ。
肩だけに原因があるとは限りません。体幹や下半身の使い方が崩れていると、その分の負担が肩に集中してしまいます。投げるたびに肩がかばうような動きになっていないか、一度フォームを見直してみることも大切ですね。
肩甲骨周りの柔軟性が低下していると、投球動作の中で肩関節に無理な可動が求められてしまいます。筋力のバランスが崩れている場合も同様で、特定の筋肉だけに負担が偏ってしまうことがあるんです。
日中はさほど気にならないのに、布団に入ると急に肩がうずいて眠れない。こうした夜間の痛みの悪化には、はっきりとした理由があります。ここではそのメカニズムを分かりやすくお伝えしていきますね。
横になると、身体は日中よりも血流のめぐりが穏やかになります。すると炎症を起こしている部分に老廃物や炎症物質が滞りやすくなり、痛みの感覚が強く出やすくなるのです。加えて、寝る姿勢によっては肩そのものが圧迫される体勢になってしまうこともあります。日中の投球による炎症が、夜間になって血流の変化とともに強く感じられる、これが夜間痛の大きな理由のひとつなんですね。
眠れないほどの痛みが続く場合、身体はしっかりと休息を取れず、回復も遅れてしまいます。痛みと不眠が悪循環に陥ってしまう前に、早めの対処を心がけていただきたいところです。
投球後の肩の痛みには、いくつか共通したパターンが見られます。ご自身やお子さんの状態と照らし合わせながら、以下の項目を確認してみてください。
こうした症状が続いている場合、単なる筋肉疲労ではなく、腱や関節そのものに負担が蓄積している可能性があります。「投げ続けると痛みが和らぐから大丈夫」という思い込みは特に危険で、実際には損傷が進行していることも珍しくありません。
投球後の肩の痛みは、年齢によって背景にある問題が変わってきます。特に成長期の選手と、成長が完了した選手とでは注意すべき点が大きく異なりますので、簡単に整理しておきますね。
| 年代 | 考えられる主な原因 |
|---|---|
| 小中学生(成長期) | 骨端線への負担によるリトルリーグショルダーなど |
| 高校生〜大学生 | 腱板やインピンジメントによる投球障害肩 |
| 成人・草野球世代 | 使い過ぎによる腱板損傷や関節周囲の炎症 |
成長期の場合は骨自体がまだ完成していないため、投げすぎによって骨端線という成長に関わる部分に負担がかかりやすくなります。一方で成人になると、加齢による組織の変化と使い過ぎが重なり合って痛みが出るケースが多く見られます。
ご自宅でできる対処法もいくつかありますので、痛みが出た際にはぜひ試してみてください。ただし、あくまで応急的なケアであることは忘れないでいただきたいところです。
ただ、これらのセルフケアだけでは根本的な原因までは解決できないことが多いのも事実です。痛みが繰り返し出る、夜も眠れないほどつらいという場合は、自己判断で様子を見続けるのはおすすめできません。
投球後の肩のズキズキや夜間の痛みは、身体が発している大切なサインです。私はこれまで数多くの野球肩に悩む選手やお子さんを診てきましたが、原因は人によって本当にさまざまで、フォームの問題なのか、柔軟性の不足なのか、あるいは構造的な部分に問題があるのか、きちんと検査をしなければ分からないことがほとんどです。だからこそ、思い込みや自己判断で放置してしまうことが一番もったいないと感じています。もし今、投げた後の肩の痛みや夜のズキズキに悩まれているなら、決してひとりで抱え込まず、いつでもお気軽にご相談いただきたいと思います。あなたやお子さんが、また思い切りボールを投げられる日を、私たちも全力でサポートさせていただきます。

