
院長:佐藤お気軽にご相談ください!

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ラウンドの後半になると、かかとの内側から土踏まずにかけてじわじわ痛む。翌朝ベッドから立ち上がった最初の一歩がつらいのに、次のコンペの予定は入っている。ゴルフを休むべきか続けてよいのか、迷っている方も多いと思います。
サトウ整体院・高岡本院の佐藤です。この記事では、ゴルフで足底筋膜炎の痛みが出やすい理由、ゴルフシューズの選び方、ラウンド前後にできるケアと受診を考えたい状態についてお話しします。
先に全体像を確認したい方は、足底筋膜炎の症状ページもあわせてご覧ください。この記事では、ゴルフの場面で気づきやすいことから順にお伝えします。



痛む場面から確認しましょう
足底筋膜は、かかとの骨から足指の付け根まで、足の裏に張っている膜のような組織です。土踏まずのアーチを支え、歩くたびに衝撃を受け止めています。
足底筋膜炎でよくみられるのが、朝起きて最初の一歩や、座った後の歩き出しにかかとの内側が痛む出方です。数々のご相談の中でも多いのが、ラウンドの翌朝にこの朝の一歩目の痛みが強く出るという悩みです。
歩いているうちに痛みが和らぐため、「動けば平気」と考えてラウンドを続ける方も少なくありません。けれども楽になるのは一時的なことが多く、負担が重なると痛みが長引くケースもあります。
「カートに乗っているから、そんなに歩いていない」と思う方もいるでしょう。ところが、ゴルフは足裏にとって想像以上に忙しいスポーツです。
実は、カートを使っても1ラウンドで6千歩を超えるという計測もあり、歩いて回れば1万7千歩ほどになるとされています。しかも平らな道ではなく、芝の上や傾斜地、ラフ、バンカーを歩く時間が長いのがゴルフの特徴です。
打ち上げのホールや斜面では、足首が反り、足裏の膜が引き伸ばされた状態で体重を支えることになります。ボールを探して急ぎ足になる場面も重なり、後半になるほど足裏が突っ張りやすくなるのです。
スイングでは、地面を踏み込んで生まれた力を体の回転につなげます。インパクトからフィニッシュにかけて、前側の足には体重が一気に乗り、後ろ側の足は指の付け根で地面を押し出す形になります。
この動きを練習場で何百球も繰り返すと、足裏の同じ場所に負担が集まります。歩く負担とスイングの負担が重なることが、ゴルフで足底筋膜炎が起こりやすい背景の一つといえますね。
痛むのは足裏でも、負担のもとが足裏だけにあるとは限りません。まず確認しておきたいのは、ふくらはぎと足首の硬さです。
足底筋膜はアキレス腱を通してふくらはぎとつながっているため、ふくらはぎの硬さは足裏の張りを強めやすくなります。股関節が回りにくい方は、スイングの回転を足元のひねりで補うことになり、足裏への負担が増えるという見方もできます。
かかとが痛むと、無意識のうちにその足へ体重を乗せないように振るようになります。
フィニッシュで体重を乗せきれず、つま先側だけで踏ん張ったり、反対の足に頼ったりする癖がつくと、膝や腰にまで負担が広がりがちです。痛みをかばう歩き方やスイングが続くほど足裏の膜も硬くなり、痛みが抜けにくい悪循環に入ってしまいます。
足裏の負担を減らすうえで、ゴルフシューズは身近で取り組みやすい見直しの一つです。
デザインやグリップ力だけで選ぶと、足の形に合わないまま長時間歩くことになりかねません。スパイクかスパイクレスかよりも、次のような点を店頭で履き比べて確かめてみてください。
アーチ部分が沈み込みすぎず、足裏全体で体重を受けられるか
かかとが靴の中で浮いたり左右にぶれたりしないか
幅がきつすぎないか、靴底やかかとが片減りしていないか
インソールで支えを足す方法もありますが、シューズやインソールはあくまで負担を減らす手段の一つです。靴底のすり減り方には体重移動の癖が表れやすいため、古いシューズも捨てる前に一度裏返して確かめておきましょう。
ケアは、痛みの強さに合わせて無理のない範囲で行うことが大切です。続けやすいものから試してみてください。
ラウンド前は、壁に手をついて片足を後ろに引き、かかとを床につけたままふくらはぎを20秒~30秒ほど伸ばします。膝を伸ばした形と軽く曲げた形の両方で行うと、ふくらはぎの奥まで伸ばしやすくなります。
翌朝は、起き上がる前に布団の中で足首をゆっくり上下に動かし、足指を手で反らして足裏を伸ばしてから立ち上がってみてください。最初の一歩の負担を和らげる、ちょっとした準備になります。
翌朝まで痛みが残るかどうかを続けるか休むかの目安にするのがおすすめです。痛みが翌日に残るなら、練習の球数を減らしたり、カートを多めに使ったりして負担を調整しておきたいところです。
一方で、痛みを我慢して強く伸ばしたり、ゴルフボールで足裏を力いっぱい押したりするのは控えてください。ケアを続けても痛みが増していくなら、自宅ケアの範囲を超えていると考えてよいでしょう。
かかとや足裏の痛みは、足底筋膜炎以外の原因で起こることもあります。
疲労骨折や神経の圧迫、アキレス腱まわりの障害などでも似た痛みが出るとされ、医療機関ではレントゲンや超音波で状態を確認することがあります。次のような様子がある場合は、まず整形外科へ相談してください。
しびれや腫れを伴う痛みはゴルフを続ける前に原因を確かめておくことが欠かせません。医療機関で骨や神経の問題がないと分かってから、体の使い方の見直しに進んでも遅くはありません。
新しいシューズやインソールを試しても同じ場所が痛むなら、足元以外の負担に目を向ける時期かもしれません。
当院では、足裏の状態に加えて、ふくらはぎや足首の硬さ、股関節の回り方、立ったときの重心の位置、歩き方の癖などを確認します。そのうえで、ゴルフを続けながら足裏への負担を減らし、痛みを繰り返しにくい状態を目指していきます。
ゴルフでの足底筋膜炎は、傾斜地を含む長い歩行とスイングの踏み込みが足裏に重なって起こりやすくなります。シューズの見直しやストレッチに加え、ふくらはぎや股関節を含めた体の使い方まで確認することが改善への近道です。
まずは、何ホール目あたりから痛むのか、翌朝の痛みはどの程度か、練習とラウンドのどちらで強く出るかを書き留めてみてください。痛む場面が分かってくると、休むか続けるかの目安も立てやすくなります。
ふくらはぎの硬さや体重移動の癖まで含めて確認したい方は、サトウ整体院・高岡本院へお気軽にご相談ください。

