
院長:佐藤お気軽にご相談ください!

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朝ベッドから降りた一歩目に、かかとがズキッと痛む。あるいは歩いているうちに足の指の付け根がジンジンして、靴の中に小石が入っているように感じる。足の裏の痛みが続くと、足底筋膜炎なのかモートン病なのか、調べるほど迷ってしまう方も多いのではないでしょうか。
サトウ整体院・高岡本院の佐藤です。この記事では、足底筋膜炎とモートン病の違いについて、痛む場所としびれの有無、負担が重なる理由、相談を考えたいタイミングからお話しします。
先に全体像を確認したい方は、足底筋膜炎の症状ページもあわせてご覧ください。この記事では、ご自宅で確かめやすいポイントから順にお伝えします。



痛む場所から確かめましょう
足底筋膜炎とモートン病は、どちらも足の裏が痛くなるため混同されやすい症状です。まずは痛む場所と感じ方を思い出してみてください。
足底筋膜炎は、かかとの内側から土踏まずにかけて痛みが出やすく、朝の一歩目や座った後の立ち上がりで強く感じる方が多いです。一方のモートン病は、中指と薬指の付け根のあいだを中心に、歩くときやつま先立ちで痛みが出やすいとされています。
主な違いを表にすると、次のようになります。
| 項目 | 足底筋膜炎 | モートン病 |
|---|---|---|
| 痛みやすい場所 | かかとの内側から土踏まず | 中指と薬指の付け根のあいだ周辺 |
| 痛みやすい場面 | 朝の一歩目、座った後の立ち上がり | 歩く、つま先立ち、幅の狭い靴 |
| 痛みの感じ方 | ズキッとする、突っ張る | ピリピリ、焼けるよう、小石を踏む感覚 |
| しびれ | 伴うことは比較的少ない | 指のあいだにしびれが出ることがある |
ただし、表はあくまで目安で、どちらにもあてはまるように感じる方もいます。
足底筋膜炎はかかとだけが痛むもの、と思われている方は少なくありません。ここは誤解されやすいところです。
実は、足底筋膜はかかとの骨から足の指の付け根まで、足の裏に扇のように広がっている膜です。そのため足底筋膜炎でも、土踏まずの前側や指の付け根寄りに張るような痛みを感じるケースもあります。
なお、足底腱膜炎と呼ばれることもありますが、同じ状態を指しています。指の付け根の痛みには、骨の先端に負担が集まる中足骨頭部痛なども考えられるため、場所だけで決めつけないことが大切です。
足底筋膜炎と言われたのに、しびれもある。そんなご相談を受けることがあります。しびれは、痛みとは別に確認しておきたいサインです。
足底筋膜炎そのものは、しびれを伴うことは比較的少ないとされています。指と指のあいだにピリッとしたしびれや焼けるような感覚があるなら、指の付け根を通る神経が圧迫されるモートン病も考えておきたいところです。
モートン病は、ハイヒールや幅の狭い靴、中腰やつま先立ちの姿勢が続くことで起こりやすいといわれます。中年以降の女性に多いとされ、靴を脱いで足指を広げると少し楽になる、という声もよく聞きます。
足の裏のしびれは、内くるぶしの下を通る神経が圧迫される足根管症候群や、腰から出る神経の影響で起こることもあります。腰痛やお尻から脚への痛みを伴うなら、足だけの問題ではないかもしれません。
しびれが広がる、感覚が鈍いときは早めに医療機関へ相談してください。糖尿病をお持ちの方は、足のしびれに神経の状態が関わることもあるため、自己判断で様子を見続けないことが大切です。
足底筋膜炎とモートン病は別の症状ですが、背景には共通点があります。それが足のアーチの崩れです。
足には、かかとから親指の付け根へ伸びる縦のアーチと、指の付け根を横につなぐ横のアーチがあります。縦のアーチが下がると足底筋膜が引っ張られ、横のアーチが崩れると指の付け根に体重が集まりやすくなるのです。
筋力の低下や体重の増加、ふくらはぎや足指の硬さが重なると、アーチは少しずつ下がっていきます。そこに立ち仕事や長時間の歩行が加わると、足の裏の負担はさらに大きくなると考えてよいでしょう。
数々のご相談の中でも多いのが、かかとの痛みが落ち着いたころに、今度は指の付け根が痛み出したというケースです。痛みをかばう歩き方が続き、前足部に体重がのる時間が増えると、別の場所に負担が移ることがあります。
痛む場所が移るときは足裏だけでなく歩き方も確かめることをおすすめします。足首や膝、股関節の動きが硬いと、着地の衝撃を足の裏だけで受け止めることになるからです。
足の裏の痛みが長引くときは、毎日履いている靴を見直すだけで負担が変わることがあります。
立ち仕事で薄底のシューズを履く、冬は底の硬いブーツや長靴で雪道を歩く、行事のときだけパンプスを履く。でもこうした生活の方は多く、かかとへの衝撃や指の付け根への圧迫が重なりやすくなります。
靴の選び方としては、つま先で指を広げられる余裕があり、かかとがぐらつかず、底に適度なクッションがあるものが目安です。インソールも、合わない位置にパッドが当たると痛みが強まる場合があるため、違和感があれば使い続けないでください。
自宅ケアの範囲は、痛みを強めない軽いものにとどめるのが基本です。順番を決めて、少しずつ続けてみてください。
まずは痛む動作を減らし、次にふくらはぎをゆっくり伸ばす、足の指をグーとパーに動かすといった軽い運動から始めてみてください。朝の一歩目が痛む方は、布団の中で足首を回してから立ち上がるのもひとつの方法です。
一方で、痛む場所を強く揉む、ボールに体重をかけて押し続ける、痛みを我慢して走るといったことは控えておきましょう。指の付け根にしびれがある場合は神経を刺激してしまうこともあるため、無理に触らないほうがよいでしょう。
足の裏の痛みの多くは日常の負担と関わりますが、早めに医療機関へ相談したほうがよい状態もあります。
医療機関では、診察や画像検査で神経や骨の状態を確認し、インソールや薬、注射などが検討されることがあります。どの方法が合うかは状態によって判断が変わるため、詳しくは医療機関で確認してください。
次のような状態があれば、相談する目安と考えてください。
こうした状態がなく、靴や体の使い方に心当たりがある場合は、整体院で歩き方や足首から骨盤までの動きを確認するという選択肢もあります。医療機関と役割を分けて考えると、相談先に迷いにくくなるかもしれません。
足底筋膜炎とモートン病は、痛む場所や感じ方、しびれの有無に違いがあります。ただ、どちらも足のアーチの崩れや靴、歩き方が背景にあることが多く、足全体の負担を見直すことが改善への近道です。
今日からできるのは、朝の一歩目と夕方に、どこがどんなふうに痛むかをメモしておくこと。あわせて、いつも履く靴のつま先に、指を動かせる余裕があるかも確かめてみてください。
足の裏の痛みを、歩き方の癖や身体の歪みまで含めて確認したい方は、サトウ整体院・高岡本院へお気軽にご相談ください。

