
院長:佐藤お気軽にご相談ください!


だるさが続くのに病院の検査では異常が見つからず、市販薬で何とかならないかと考える方は少なくありません。アリナミンのようなビタミン剤を試したものの、効いているのかよく分からないという声を聞くこともあります。
サトウ整体院・高岡本院の佐藤です。この記事では、自律神経失調症の不調に市販薬をどう向き合うか、家で確認できること、相談を考えたいタイミングについてお話しします。
先に全体像を確認したい方は、自律神経失調症の症状ページもあわせてご覧ください。この記事では、市販薬の位置づけから順にお伝えします。



まず市販薬の位置づけを確認しましょう
だるさや疲れが続き、ドラッグストアでアリナミンEXプラスなどを手に取った方も多いと思います。
アリナミンにはビタミンB群が含まれており、疲労感を和らげる目的で使われます。ただ、めまいや動悸まで含めた不調全体をこれ一つで解消するものではありません。症状の一部にしか対応していないという前提を持っておくと、使い方に納得感が出てきます。
自律神経失調症という状態そのものを治す市販薬は、今のところ存在しません。
市販薬の多くは、不眠や胃腸の不調、頭痛といった個別の症状を一時的に和らげる目的で作られています。だるさ・めまい・不眠が同時に出ている場合、どの薬を選んでも全体が軽くなるとは限りません。正直に言うと、薬だけで様子を見る期間が長くなるほど、不調の背景に気づきにくくなることもあります。
症状が複数ある場合は、今一番つらいものから絞って考えると選びやすくなります。
寝つきの悪さが強い場合は、睡眠改善薬が選ばれることがあります。ただし連用を前提とした薬ではなく、一時的な対応として説明されることが多いです。
下痢や便秘が続く場合は、整腸剤や便秘薬が使われることがあります。症状が数週間単位で続くなら、薬だけで様子を見続けない方がよいでしょう。
漢方薬は「証」と呼ばれる体質の見立てによって、選ぶ処方が変わってきます。
体力が落ちてだるさが強いタイプと、イライラや緊張が強いタイプでは、向いている漢方薬の種類が異なります。市販の説明だけでは判断しづらい部分です。
体質の見立てに迷う場合は、薬剤師に相談しながら選ぶという方法が良いでしょう。
薬で症状を抑えている間に、姿勢や生活リズムの負担がそのまま残ってしまうことがあります。
肩や首のこりを感じながら仕事を続けていると、緊張した状態が体に定着しやすくなります。だるさが薬で一時的に軽くなっても、同じ生活を繰り返せば不調がぶり返しやすい状態は変わりません。数々のご相談の中でも多いのが、薬を変えても同じような疲れが戻ってくるという悩みです。
薬に頼る前に、生活の中でできることを一度見直しておきたいところです。
睡眠時間を一定に近づけること、軽いストレッチで体をゆるめること、湯船で体を温めることは、自宅で無理なく始めやすい行動です。ただし、動悸やめまいが強く出ている間に激しい運動や長時間の外出を続けるのは避けたほうがよいでしょう。
当院では、症状そのものより先に、体の使い方や姿勢のクセを確認することから始めます。
骨盤や背骨の傾き、肩の位置のズレは、本人が気づかないうちに緊張状態を長引かせる要因になっていることがあります。40代以降は交感神経が優位になりやすい時期でもあり、姿勢の負担が重なると、だるさや肩こりが抜けにくくなる傾向も見られます。
体の使い方を見直すことは、薬の代わりではなく、薬と並行して考えられる視点だと捉えています。
市販薬で様子を見てよい状態と、先に相談したほうがよい状態は分けて考えたいところです。
強い動悸や立っていられないほどのめまい、胸の痛みを伴う場合は、市販薬で対応する範囲を超えています。
このような状態が当てはまる場合は、市販薬を試す前に医療機関へ相談したほうがよい状態です。
自律神経失調症の不調に市販薬を使うこと自体は選択肢の一つですが、症状全体を解消するものではなく、あくまで一時的な対応だと捉えておくと使い方に無理が出にくくなります。
今日からできることとして、睡眠のリズムを整える、肩や背中の緊張をゆるめる時間を作る、症状の変化を簡単にメモしておくことから始めてみてください。姿勢や体の歪みまで含めて確認したい方は、サトウ整体院・高岡本院へお気軽にご相談ください。

