
院長:佐藤お気軽にご相談ください!


こんにちは、サトウ整体院・高岡本院の佐藤です。最近、朝から体が重くて起き上がるのがつらい、そんなお声を診療室でよく耳にします。「マッサージを受ければ楽になるのかな」と考えて、この記事を開いてくださったのではないでしょうか。実は自律神経失調症とマッサージの関係には、知っておいていただきたいポイントがいくつかあります。今日はその本当のところを、できるだけわかりやすくお伝えしていきますね。



自律神経失調症の相談を受けるたび、体だけでなく心の緊張もほぐしてあげたいと感じます
「マッサージをすれば自律神経の乱れが治る」と思っている方は多いのですが、正確に言うと少し違います。ここではまず、マッサージが体にどんな変化を起こしているのか、そのメカニズムから見ていきましょう。
肩や首の筋肉をやさしくほぐしていくと、血流がじわじわと良くなっていきます。血の巡りが整うと、体は自然と副交感神経が働きやすい状態に切り替わっていくんですね。この切り替えがうまくいくと、緊張していた心もふっとゆるむ感覚を持てる方が多いです。仕事や家事で気を張り続けている方ほど、この感覚を実感しやすいと感じています。
ここで正直にお伝えしたいのは、マッサージによるリラックス効果はとても心地よいものですが、その効果が一時的で終わってしまうケースが少なくないという点です。翌日にはまた同じだるさが戻ってきた、という経験をされた方もいらっしゃるのではないでしょうか。それは決してマッサージが無意味だったわけではなく、不調の根っこの部分にまだ手が届いていないからなんです。
専門的な施術を受ける前に、まずはご自身でも試していただきたいセルフケアがあります。入浴後、体が温まって血流が良くなっているタイミングで行うと、より効果を感じやすくなりますよ。
どれも5分程度でできるものばかりです。毎日続けることで、少しずつ体の変化に気づけるようになっていきますので、無理のない範囲で試してみてくださいね。
ここまでセルフマッサージの良さをお伝えしてきましたが、実際の臨床現場で多くの方を診てきた立場から、もう一歩踏み込んでお話しさせてください。自律神経失調症の背景には、姿勢の歪みや骨盤・背骨の可動制限が隠れているケースが本当に多いんです。
肩や首をなでるように触れるだけのマッサージでは、深部にある関節のこわばりや、神経の通り道になっている部分の緊張までは届きません。検査によって不調の本当の原因を特定することが、根本的な改善への第一歩になります。当院では姿勢分析や関節可動域の検査を丁寧に行い、お一人おひとりに合った施術プランを組み立てています。
検査を受けても原因がはっきりせず、「異常なし」と言われて困っている方が、実は当院にはたくさんいらっしゃいます。数値に表れない不調こそ、丁寧な問診と触診で見えてくることが少なくありません。焦らず、じっくりと向き合っていくことが大切だと感じています。
私自身、数多くの自律神経失調症の方と向き合ってきました。その経験から言えることは、体の緊張と心の緊張は表裏一体だということです。マッサージは決して無駄ではありませんが、それだけで完治を目指すのは難しい場合もあります。だるさや不安を一人で抱え込まず、まずは体の状態を一緒に確認させてください。あなたが少しでも笑顔で過ごせる毎日を取り戻せるよう、全力でサポートさせていただきます。

